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un entrepot

詩をかいてます。というよりは雑記。ゆえに未完成。

道路の脇で鳩が泣いてた

おとといの雨に翼が溶けてしまったのだ

夕闇に迷子 街灯にいただけない哀愁を感じ

また わざと 帰り道をそれる

向こう岸から灯台の光くるくる

明日する 約束を まだ知らないので

未確認飛行物体が来て僕を吸い取ってしまったら

どうぞお好きにしてよって言ってみよう

なんて無性に粗野な事を考える

嫌いだった夜の波の音を聴いて

10分間だけなにも恐れない気分になった


今思えば

気紛れで些細なひたむきさに

意味など ない と

また毎夜 漆黒に塗り潰されるところだった


僕を掬い上げるのは

やはりいつも君なのだ


万有引力の


効かない島があるとしたら


それはここだろう



森羅万象の


種が芽吹かない大地があるとしたら


それはここだろう



全ての希望が


滅する湖を


ボートで渡った



明日の来ない


ベッドの上では


ナイトメアさえ虚無を畏れて現れない

困るのは いつも 冷たい指先

君を凍らせたいわけじゃないから 少し待ってて

題名も知らずに観てる映画

膝でうたた寝を許してね 肩に君の掌を待つ午前二時

差障りのない気紛れは 売れ残り 沈んでく

年中行事に毎度の癖 勘違いではないの

浮ついてた自分に惨めを感じて25年余り

離れて気付く事はあるだろうか

あたしの涙は見知らぬ男に真価を問われ

「信憑性は皆無」

ぐらぐらと緩み また締まってゆく

君が全てを握っているとしたら

主人公はあたしで良いの?

この世界が虚像でないなら

お願いだから

公言して



眠る子供に暖かい毛布を頂戴

“ビデオ”

消えないチャンネルコール 側にいて その度 気付いて

消えてく夕映え 遠い影 みぞおちに差し込む一灯を

あなたにもひとつさしあげたい



換気扇からこぼれる謳があなたにおしえる

遠隔操作で約束を あなたのぶんも今日はあります



ふやけて沈むわたしのからだを

ああもういつ引き上げてくれるの

かなしい物語など読んでない

この海はわたしの涙でできてない

 


黙っているのは滑稽でしょうか

あなたのためならなんでも良い



夏の馨りの緞帳が今日も落とされる

わたしは冬まで待つことにする


いいたいことはなにもない

ふだんどおりのあさごはん


さわれないもの儚くきえる

スーパーにチャリで突っ込め平成生まれ


忘れものなんてなにもない

きこえてるってばうるさいな


ジャングルジムが古代遺跡で

かえりのチャイムは非常ベル


きみのみらいは果てしない

いけないとこはどこもない


泥の足跡なんてとうにない

アスファルトに固められたら


たえられないものいつになく

きりんのみる夢ぬすんでおいで


深い意味などいつもないのに

躍起になってみんな聞くのね

あたしの脳みそに嵌まる形が

すごく希少で輸入しなきゃなんないくらい

ただきみの犬を散歩につれてきたい

ただコーヒーにウォッカを入れて飲みたい

ただ頂点など高くて見えないだけ

だけど下だけはいつも眺めのいい位置にいるように

細心の注意をはらっているのよ

サハリンにはご無沙汰ですし

あたしの熱がまだ下がらなくて

波乱万丈に見える毎日が

実は地中の奥深く泳ぐ深海魚の如く

沈殿

して

いるの

あたしの

内部にだけ

息をひそめる

おさかなを

全滅させても

誰にも迷惑掛けないし

もちろんあたしも

責められない

つまりその程度です

ただ

きみの

犬を

散歩につれてきたい

つまりその程度です



南の島で優雅にしたい

海辺に打ち上げられるのは

むかしわたしが

なくした、妄想

十年後にまた拾ってよ

飛んでいっちゃったんだ

知ってたわたしは

保険をかけたの

いつかとりもどすことは

いつかうしなうこと

あなたは知っていたのかしら

片手間にあいをこぼした

あなたは知っていたのかしら

おともだちにさよなら

君の彼氏にさよなら

あの人の彼女にさよなら

あなたの恋人のおともだちにさよなら


今日にさよなら

きのうにさよなら

あまえにさよなら

がまんにさよなら


言っとくことがだいじです

耐え忍ぶなど愚の骨頂


部長にさよなら

人妻にさよなら

愛人にさよなら

あなたのむすめにさようなら


いやなものはいやなんです

猫の絵ついたカップじゃないと


明日にさよなら

希望にさよなら

さよならにさよなら

ついでにあなたにさようなら

お茶碗のふちが欠けたので

箸を放り投げた日のことだった



ちいさな爪が光るので

あたしは空にあなたをみつける



忘却も美徳ですね

七光りさえも滲んで消える 彼女の頬に




在りえたはずの明日深夜


放物線が


似ていたこめかみ


日差しの上と


電柱の足元


降り立つ事を


毎年 夢見る




でも結局今年も

冬が居座ってよけてくれないのでフローリングが拭けなかった

風邪をひいたら


アイスに当たりがでた



息を呑んだら


君から電話



赦しを乞えば


カレーを焦がして



暴れるだけ無駄にするのは判っていてもね



雨が降るたび


無知を知って



踝軋むと


月も笑う