
私は海外情勢や国際問題にとくべつ詳しいわけじゃないけれど、
世界のどこかで起きていることや、誰かにとって切実な問題は、
とても気になるし、知りたいと思う。
『Earth Action Studio Japan』という外務省発のWEBサイトで情報を得て、
開催中の“UNHCR難民映画祭”に行ってきました!
現在、世界各国には、紛争、人権侵害などによって迫害され、保護を求めて他国に逃亡している“難民”たちが、5100万人もいるそう。(ちなみに、日本にも約60万人の難民が!)
この映画祭では、世界中の難民たちのストーリー、多種多様なドラマ&ドキュメンタリー映画が上映されています。
先日、鑑賞してきたのは、『ラストチャンス ~LGBTたちの行方~』。
同性愛者、性的マイノリティ=LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)であるがゆえに、
強烈な差別や暴力を受けて祖国を離れ、新たな人生を渇望してカナダにたどりついた5人の物語です。
たいていのLGBTは、生まれ持った性質なのに、国家レベルで否定されて迫害を受けるだけでなく、身近にいる人々にも暴力を振るわれ、家族にすら理解されずに苦しんでいる人も少なくない。
絶望の最中にいても、希望を失わずに、人生をサバイブしている。
住みなれた祖国を離れて、未知の他国へと我が道を切り開こうとする彼らの姿は、至極、せつなく力強く、胸打たれるものがありました。
“UNHCR難民映画祭”は、本日19日まで東京各所で上映中!
(本作も、今日の夕方に上映されるようです)
10/25~26 は、兵庫県の西宮でもひらかれます。
こうしたイベントに、実際に足を運ぶ、自分の目で見る、感じるって大切なことだなぁと改めて。
映画とはいえ、実体験は、心にも体にも人生にも作用するんですよね。
来週、26日の愛感美イベントも楽しみにしております!