タイトル 「天使の羽」 1080 最後 その新会社にるいは就職したわけか。 これが拓海のお礼なのか。拓海のコネか……。 拓海に頭が上がらなくなるのが少しカチンと来る。 でもまあ、これですべてうまくいきそうじゃない。天使の羽がみさきのひざの上に舞い落ちた。 みさきはその羽を手に取った。結局すべて沙希ちゃんがいたからだ。 沙希ちゃんが二人を結び付けてくれる キューピットかもしれない。 沙希の背中に黄金の翼が 羽ばたいているように見えたのは、 きっと彼女が本当の天使だからかもしれない。 ーおしまいー