いろいろ理解がおいつかない「九龍ジェネリックロマンス」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


眉月じゅんの人気コミックを「君は放課後インソムニア」の池田千尋監督が実写映画化したラブロマンス作品です。

九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子は、先輩社員の工藤発に恋をしていた。工藤は令子をお気に入りの場所へ連れ出してくれるが、2人の距離はなかなか縮まらず。それでも令子は、靴屋を営む楊明や、さまざまな店でアルバイトをする小黒ら大切な友人もでき、九龍で過ごす日々に満足。そんなある日、工藤と立ち寄った喫茶店・金魚茶館の店員タオ・グエンに、令子は工藤の恋人と間違われ、さらに令子が偶然見つけた写真に写っていた工藤の恋人は、令子に瓜ふたつだった。失った過去の記憶、もうひとりの自分の正体、そして九龍に隠された巨大な謎。過去と現在が交錯するなか、秘密が解き明かされていき…


わからないことだらけで終始置いてけぼりでした。

まずこれはいつの時代の話なのか?

九龍城砦は1994年には取り壊されているから、それ以前の時代の話なのか?

なぜ香港の九龍城砦なのに日本人が不動産屋をしているのか?

工藤の恋人はなぜプロポーズをされて、自殺したのか?

この全ては工藤がジェネリックなんたらで作り出した架空の世界なのか?

最後、ジェネリックの九龍が消えて未来都市みたいな建物があったけど、リアルは未来なのか?

エンドロール後の世界は日本みたいだけど、九龍のジェネリックがあったのは日本なのか香港なのか?

最後に出てきた令子は新たなジェネリックなのかリアルなのか?

わからないことだらけのまま終わり意味不明な映画でした。

原作やアニメを観れば理解出来るのだろうか?

それにしてもこの作品も空席まつりで原作に人気がないのかキャストが弱かったのか、テレビ東京映画で宣伝が足りなかったのか、大爆死レベルかも。