滅茶苦茶唐突に終わってびっくりした「あの歌を憶えている」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「ニューオーダー」などで知られるメキシコの俊英ミシェル・フランコが監督・脚本を手がけたヒューマンドラマです。

ニューヨークで13歳の娘と暮らすソーシャルワーカーのシルヴィアは、若年性認知症で記憶障害を抱えるソールと出会い、その家族に頼まれて面倒を見るようになる。ソールの人柄と哀しみに触れ、次第にひかれていくシルヴィアだったが、彼女もある過去のせいで心に傷を抱えていた…


元アルコール中毒の女性と若年性認知症の男性が惹かれ合うものの、お互いの家族が問題を抱える二人の交際に猛反対され引き離されるものの…なお話でいつもは仕事が出来る女をやりがちなジェシカ・チャスティンが精神的に弱い女性役なのがちょっと新鮮でした。あとやたら絡みがありますが脱ぎが中途半端なのがモヤモヤしました。

面白くは観ましたが、あまりにも余韻のない終わり方にはびっくりでした。