この頃はまだ俳優をやりたかったんだろうなタランティーノは「フロム・ダスク・ティル・ドーン」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「パルプ・フィクション」のクエンティン・タランティーノが脚本、「デスペラード」のロバート・ロドリゲスが監督を手がけた1996年製作のアクションスリラーです。前にBSでやっていたのを録画してたのを観ました。

 

アメリカ各地で銀行強盗や殺人を繰りかえすセス&リチャードのゲッコー兄弟は、メキシコ国境を目指して逃亡中、元牧師のフラーとその家族を人質に取り、彼らを隠れ蓑に国境を超えることに成功する。仲間と落ち合う予定の酒場「ティティ・ツイスター」にたどり着くが、そこは恐ろしい吸血鬼たちの巣窟で…

 

1996年の作品は今観ると明らかに昔の作品でした。タランティーノがノリノリでゲッコー兄弟の弟役をしているし、ジュリエット・ルイスが小娘だし、ジョージ・クルーニーもまだ駆け出しな勢いがあります。

サルマ・ハエックもセクシーな踊子だし、みんな若いです。

一番、時代を感じるのは今ならCGで処理するのが当たり前のシーンが昔ながらの特殊効果でなんかいいなあと思いました。

ロバート・ロドリゲスも「エル・マリアッチ」の感じを引きずりつつもメジャーへの意欲を感じる勢いがあったいい時代だなと思うばかりです。