既視感しかないホン・サンスの新作だった「WALK UP」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「夜の浜辺でひとり」のホン・サンス監督が、都会の4階建てアパートを舞台にモノクロで描く人間ドラマです。


映画監督のビョンスは、インテリア関係の仕事を目指す娘のジョンスとともに、インテリアデザイナーとして活躍する旧友ヘオクの所有するアパートを訪れる。そのアパートは、1階がレストラン、2階が料理教室、3階が賃貸住宅、4階が芸術家向けのアトリエ、そして地下がヘオクの作業場だった。ワインを酌み交わし語り合う3人。やがてビョンスは仕事の連絡が入ったためその場を離れると…


ここのところのホン・サンス映画の常連たちがいつものようにめし食っていて、しかもモノクロで既視感だらけの序盤ですぐに寝落ちして、起きてもまた観たことあるような場面でした。いよいよもうホン・サンスは観なくてもいいかと思いました。