新作を観る前にシリーズ全作をおさらい①「劇場版 おいしい給食 Final Battle」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

市原隼人演じる給食マニアの中学教師のコメディドラマ「おいしい給食」の2020年公開の劇場版です。今週末公開の新作を観る前にシリーズ2作品をおさらいします。

 

1984年のとある中学校。「給食絶対主義者」である給食マニアの教師・甘利田幸男は、学校から給食がなくなるという信じがたい報せに衝撃を受ける。一方、甘利田最大のライバルで「どちらがよりおいしく給食を食べるか」という超絶給食バトルを繰り広げている生徒の神野ゴウは、「給食革命」を目指して生徒会選挙に出馬する。愛する給食を守るため、甘利田は奮闘するが…

 

この作品が劇場公開されたのコロナ禍の真っただ中で映画館の多くは休業を始めるタイミングでした。それでも劇場に観に行ったら、お客さんは自分一人で貸切状態で観ることが出来ました。

学校もお休みしていたあのタイミングでこの中学校の生徒会選挙を描くこの作品を観るのはなかなか味わい深いものがありました。

ドラマシリーズが好きでこの劇場版に足を運びましたが、久しぶりにこの作品を観てみると映画単独で物語が成立しているのでテレビシリーズを観ていない人でもこの作品から楽しむことができます。劇場版もセットで撮影されているのだろうなと思います。この作品はコロナ禍での公開でまったくヒットしていないはずですがシーズン2、3に合わせて劇場版が製作されているのもそういうことなんだろうなと思います。劇場版にはそれぞれ大きな学校の問題が描かれていてしっかり劇場版としてのスケール感もあって見応えもあります。

市原隼人のどうかしている演技も楽しいですが、ライバルとなる中学生のキャラクターのとぼけた味わいもまたこの作品の魅力です。

テレビシリーズの1回の給食のエピソードも面白いですがg

テレビシリーズのシーズン1のメンバーがそのまま登場するこの作品ははじめからg