「まだまだあぶない刑事」以来およそ10年ぶりに製作された2016年公開の劇場版第7作です。
横浜港署捜査課刑事のタカとユージは、定年退職を5日後に控えていたが、2人だけでブラックマーケットを襲撃するなど、暴れ放題。そんな中、2人が追っていた新興ヤクザ幹部の伊能が惨殺死体となって発見される。各国マフィアが入り乱れるブラックマーケットを仕切っていた伊能が殺されたことで、マフィアたちの均衡は崩壊しはじめ、そこへ中南米の凶悪な犯罪組織BOBが横浜に進出してきて…
これで終わるはずだった作品だけにキャストがいつも以上に豪華です。
ラスボスが吉川晃司でヒロインが菜々緒、脇に吉沢亮までいます。2016年時点ではまだ吉沢亮もブレイク前だったかも。
タカ&ユージの定年までが描かれ、港署の面々のおじさんたちはすでにしたり飲食業に転職して登場したりします。
バカ騒ぎもありつつも大人なテイストになっているのは年齢のせいか。相手が吉川晃司だからか。吉川晃司だから絵になるし、敵として申し分なくアクションもしっかり見せてくれます。
浅野温子だけは1作目から変わらないテンションで変人を極めているのが凄いです。