新作を観る前にシリーズ全作をおさらい⑥「あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「復讐の帝王」の成田裕介監督による1998年公開のシリーズ第6作。

 

金塊強盗団相手に大立ち回りを展開したタカとユージはその時に作った多額の借金返済の為に、ユージは夜間警備のアルバイトに行くことに。ところが、そこは銃器密輸の現場で銃器は押収したものの、国際指名手配中のテロリスト組織NETのメンバー・城島を取り逃がしてしまう。深町課長の目を盗んで、なんとか城島逮捕に成功するが、逮捕劇で重傷を負った筈の城島は警察病院から逃亡し、横浜の街に姿を消してしまう。

城島を追って外国人がたむろするプールバーに赴いたタカとユージは、またしても城島をとり逃し、いよいよ深町課長は、騒ぎばかり起こすふたりを辞職に追い込めと、県警本部長の緒方に言い渡されてしまう。

二人は城島たちから押収した銃器を運搬していた警察車輌が何者かに狙われているという情報を聞きつけると現場に急行。激しい銃撃戦の末、銃器を守ることには成功するが、再び騒ぎを起こしたこと、NETの捜査から外されてしまい…

 

TVスペシャルと連動したシリーズ第6作はラスボスが加藤雅也でヒロインは本上まなみです。TVスペシャルを観ていなくてもおほぼ大丈夫な内容でした。

よくも悪くも普通にあぶ刑事で全作はCGを大胆に取り入れたりなどの新鮮味があったけど、本作はさほど冒険もなく普通に観られる感じ。

メンバーはみんな身体を張って頑張っているのはわかるものの、物語的にそれがインパクトになるほどでもなく、まあまあ楽しめると言うクオリティ。

興行成績がイマイチだったのはTVスペシャルと連動したせいか、それともマンネリのせいか。

庵野秀明が出演していることだけが印象に残る作品でした。