新作を観る前にシリーズ全作をおさらい②「またまたあぶない刑事」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

1988年公開の劇場版「あぶない刑事」シリーズの第2作です。

 

鷹山と大下がターゲットとしている長峰由紀夫は表向き実業家だが、実は拳銃や麻薬の密売、売春など犯罪の元締め。二人は麻薬に絡んで緒方を逮捕するが、証拠不十分で釈放され、何者かに殺されてしまう。ある日幼稚園のバスが園児を乗せたまま誘拐され、その中には国家機密法に反対する代議士の娘もおり、犯人は12億円の身代金を要求。鷹山、大下は現金輸送車が狙らわれると判断して張り込んだが、間一髪で逃げられてしまう。二人は長峰を取材しているフリージャーナリストの萩原博美と手を組むが…


劇場版「あぶない刑事」第2作はヒロインがまさかのフリージャーナリスト役の宮崎美子でした。

1作目に比べるといささか地味な感じなのは監督がこれが監督デビューの一倉治雄監督だからか。とはいえいつものノリのいつもの楽しさはあり、テレビ画面で観る分には普通に楽しめます。

木の実ナナの出番は前作より多めに感じます。赤井秀和が敵のボディーガードで二人と対峙したりしています。

ラスボスが伊武雅刀で今となっては髪があるのに違和感。

陸橋から列車に飛び降りるアクションとか舘ひろしのアクションは前作より身体を張っています。

しかし、ショットガンやマシンガン撃ちまくるドラマはリアルさにシフトした今からすればこの時代くらいまでだろうか。