ついに平成に突入!「劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

市原隼人が主演のコメディドラマ「おいしい給食」の劇場版第3弾です。

1989年、冬。北の地・函館の忍川中学に転勤した甘利田幸男は、給食で、あるメニューを味わうことを楽しみにしていたが、赴任から1年以上が経っても献立に登場することはなかった。甘利田は、食のライバルでもある生徒・粒来ケンと毎日ひそかにバトルを繰り広げる方、新米教師の比留川愛は甘利田に憧れを抱く。そんな中、忍川町では町長選挙を前に忍川中学が給食完食のモデル校に選定され、政治利用されようとしていた…


物語は1989年に突入しているので平成元年です。そう思って観ると時代考証的にはいろいろ昭和的に見えますが、お話としてはいつも通りの面白さでした。

市原隼人の甘利田先生のぶれない異常さが楽しく、笑いが絶えません。

今回は学芸会と町長選挙が2本の縦軸となり、エピローグ的に前の中学の同窓会エピソードもあり、前2作に登場したゴウが成長した姿で再登場するのも胸熱でした。

世間はバブルに突入したり時代の変わり目だったことをもう少し描いても良かったのではとも思いました。