久しぶりに観たら全然印象が変わった「シカゴ」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

 

振付師ボブ・フォッシーが生んだ名作ミュージカルを振付師として活躍していたロブ・マーシャルが初メガホンをとり、2003年・第75回アカデミー賞で作品賞を含む6部門に輝いた2002年の作品です。

 

1920年代、シカゴ。スターを夢見るロキシーは、ナイトクラブの舞台に立つヴェルマに憧れていた。ロキシーは自分を売り込んでくれるという男と不倫するが、それが嘘だったことを知り彼を殺す。刑務所に送られた彼女は、同じく殺人罪で投獄されたヴェルマと出会い…


キャサリン・ゼタ・ジョーンズとレニー・ゼルヴィガーのW主演と思い込んで今したが、改めて観るとヒロインは完全にゼルヴィガ-の方でした。

妹と夫を殺したヴェルマと枕営業したのにそれが嘘だった男を殺したロキシーがそのスキャンダルを逆手に無罪とショービジネスでの成功を画策するブラックコメディな内容でした。

ジョーンズもゼルヴィガ-も好きな女優だったはずだけど、この作品では全く魅力を感じないのはなぜなのか?

たぶん、ロブ・マーシャル監督の演出が自分の口に合わないのだと思います。オリジナルの舞台を作ったボブ・フォッシーの作品はだいたい好きなので、内容的には自分好みのはずだし。

ちゃんとしているけどなんか好きになれない謎の作品でした。