ムーラボ2024の短編3本「ピザとダンス」「今朝はパンの気分じゃなかったのに」「たのしいひとり」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

ムージック・ラボ2024名古屋編で短編3本立てです。

 

「ピザとダンス」は「間借り恋」の増田嵩虎監督の短編作品です。

 

美術大学の教授に就任した父の浩史を祝う為に、焼き立てのピザを持って大学を訪れた加奈子。 がらくたばかりの倉庫内で、親子水入らずのピザパーティーが始まる。

 

「今朝はパンの気分じゃなかったのに」はWEBドラマ「東京彼女」の1篇で東かほり監督作品。

「たのしいひとり」も「東京彼女」の1篇で井上康平監督作品。

 

「ピザとダンス」も「東京彼女」もYouTubeに本編が上がっていました。

ピザはモノクロの短編作品で途中からヒロインがヒップホップでノリ始めます。だからピザとダンスなのか。二人は親子設定ですが、友達にしか見えません。

「今朝はパンの気分じゃなかったのに」は「東京メルトサウンズ」の東かほり監督の新作。

交際5年のセックスレスカップルの女性が既婚者の友人に新しい恋人作りをすすめられ、マッチングアプリを利用したら…というお話。

「たのしいいとり」は近所づきあいが苦手な一人暮らしのヒロインが部屋に出たゴキブリ退治に隣人カップルの男性を家に入れたことから親しくなり、同時にいつも通うスーパーの店員に好意を持たれ、なぜか隣人カップルとスーパー店員の男といっしょに家ですきやきを囲むことになり…

「東京彼女」は10分かける4話のミニシリーズ的な作りな配信ドラマでこの2話に限ってはうまくいかなかったカップルのお話でした。

東かほり監督も井上康平監督も長編だと個性的な作風ですが、この「東京彼女」ではシリーズの雰囲気にしたがってか同じシリーズの色を持っているようにも見える仕上がりでした。