続編がネトフリで人気だったので1作目をアマプラで観た「CODE 8 コード・エイト」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

2019年製作のカナダ製のSFホラー作品です。

 

人類の4%が特殊能力を持っている世界。能力者たちは偏見によって迫害され、貧困生活を余儀なくされていた。電気を操る心優しいコナーもまた、仕事にはありつけず、難病に侵された母親の治療費に苦心していた。しかしある日、犯罪組織のリーダー・ギャレットと出会い、母を救いたい一心で彼の仲間になるが…

 

日本では劇場未公開に終わった作品ですが、最近NETFLIXで続編が人気だったのでAmazonプライムで1作目を観ました。

超能力者が迫害される未来、彼らはその能力を貧困のために犯罪に使うしかなく、犯罪組織に利用され警察には追われる日々という世知辛いSFドラマでした。

Xメンのミュータント側を主人公に描いた物語みたいな感じでもありますが、超能力のバリエーションもXメンに出てくるような派手さがなくかなり地味です。そんなあんまり映えない超能力を持つ主人公たちの苦難の連続を描くところがSFとしてはかなり異色な感じであり、この作品を貫くカラーになっていました。

劇場未公開も納得の地味さですが好きな人は好きなタイプの映画で配信で観るのにはぴったりくる作品です。