弁護士役が佐々木蔵之介に見えてしゃーない「落下の解剖学」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞の5部門にノミネート、2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞したヒューマンサスペンスです。

 

人里離れた雪山の山荘で、視覚障がいをもつ11歳の少年が血を流して倒れていた父親を発見する。母親が救助を要請するが、父親はすでに死んでいた。転落死と思われていたが、その死には不審な点も多く、妻であるベストセラー作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけらる。息子に対して必死に自らの無罪を主張するサンドラだったが…


パルムドール獲った作品なので期待値を上げすぎてしまったせいかクオリティは普通でした。法廷劇としてもうちょい展開あるかと思っていたけど、そうでもないし、息子の役割も結局夫婦の不仲の根元くらいだし、これ程の事件に世間の反応薄めだしなんかこんなもんじゃなくないかと思いました。

犬の演技力が一番印象的で、次に弁護士役が人種違うのに声まで佐々木蔵之介に似ていたことが後々この作品の思い出になりそうです。