2003年に製作された「仮面ライダー555」の劇場版のディレクターズカット版です。今週末、新作が劇場公開されるので観ました。
遠くない未来、どこかの国で…人間の殆どはオルフェノクと化し、世界はスマートブレイン社によって支配されていた。生き残った少数の人間は、狭い居住区に分散され細々と暮らす中、オ真理たちはルフェノクに対するレジスタンス活動を計画している。彼らの望みは「帝王のベルト」を手に入れることだった…
当時テレビシリーズを観ていたものの全然内容を覚えていません。もう20年以上も前の作品で改めてみると脇役で子役時代の志田未来や少女時代の黒川芽衣が出演していて現在も活躍している人がすごい脇役だったりして感慨深いです。
あと速水もこみちや津田寛治も脇役で出演。
中盤過ぎるまで主人公の半田健人不在のまま物語がすすみわりとディストピアSFの定石通りな展開をしますが、半田健人が登場するなり癖の強いセリフを連発しいかにも井上敏樹脚本といった持ち味が発揮されます。
後半は派手なバトルが展開し、舞台もさいたまスーパーアリーナとなり1万人の大観衆の中でライダーたちが戦うという見せ場もあります。エンドロールにもその大観衆の名前が出てきてびっくりです。
携帯電話を変身アイテムにしていて未来の話だけどその携帯がガラケーだったりするのに時代を感じはしますが20年前にしては特殊効果も頑張っていて見ごたえある劇場版になっていました。
今週観る新作がどんなふうに展開するのか楽しみです。