いろいろとちょっと雑な印象なご当地映画な「レディ加賀」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

石川県の加賀温泉を盛り上げるために結成された旅館の女将たちによるプロモーションチーム「レディー・カガ」から着想を得小芝風花主演の加賀温泉のご当地映画です。

 

加賀温泉にある老舗旅館「ひぐち」の一人娘・樋口由香は小学校の時に見たタップダンスに魅了され、タップダンサーを目指して上京したものの夢破れ、実家に戻って女将修行。由香の女将修行は苦戦するものの、奮闘する毎日を送っていた。そんな中、加賀温泉を盛り上げるためのプロジェクトが発足し、由香は新米女将たちを集め、大好きなタップダンスのイベントを開催することになるが…


小芝風花主演に惹かれて観てはみたものの典型的なご当地映画クオリティでぐぬぬという印象です。

メインキャストだけメジャーな俳優で脇役が誰やねんという落差で、お話の展開が唐突過ぎでやっぱりディテールが雑な感じ。クライマックスで4分半の着替えをしっかり前振りしながら、結果着替えたあとの出番が昼から夜になるほど時間が開いていたりするのを製作者はおかしいと思わないんだろうか。

ある事件の犯人も身元がすぐに割れるのに捕まえようとしないとか目に余る不自然さはやっぱりなんとかするべきでは。