映画、ドラマ、アニメやゲーム音楽など多ジャンルで音楽制作を行う作曲家・菅野祐悟の初監督作品です。
幼くして母親を亡くした美宙と亡き妻の幻影を追い求める物理学者の晴人。交錯する愛情に翻弄される父娘に、さらなる悲劇が。生きること、死ぬこと、愛することにさまよう晴人は、ある答えにたどり着き…
いろいろ技巧を凝らした撮影や編集が駆使されているものの、上っ面ばかりの拘りでしかなく、台詞で全部説明してしまう残念な脚本のせいで非常に安っぽく見える作品でした。
キャストは熱演していますが、それをエモーショナルに見せることが全く出来ていないひたすら退屈な作品でした。
まあでも作曲家が本業の人の作品だと思うとなんとなく納得。