監督&脚本家の舞台挨拶付きで観た「恐解釈 花咲か爺さん」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

昔話「花咲か爺さん」を現代を舞台に残酷描写満載で描いたバイオレンスホラー作品です。

愛するお婆さんや愛犬ハルと一緒に幸せに暮らしていた正直者のお爺さんの隣人のいじわる爺さん一家は、次々と人を拉致しては殺害すしていた。ある日、いじわる爺さんがハルを殺して燃やし、灰にしてしまう。正直爺さんはハルの灰を手にし、復讐の鬼と化し…



浦崎恭平監督と脚本の川崎一真さんの舞台挨拶付きで観ました。

末期がんの叶井俊太郎がプロデュースしたホラー作品です。

プーさんがホラーになったので、監督がおとぎ話をホラーにしたら面白いんじゃないかと企画を出したら通ったと。

恐解釈が腑に落ちることと怖いことがプロデューサーからの条件だった。

妊婦の腹を掘るシーンを作るという夢が実現した。

川崎さんは企画が通った時点で監督から相談されたとか。

あくまで花咲か爺さんに沿って作ったつもり。借りたものを返さない時点で意地悪爺さんは狂っていると、そこからブラッシュアップしてこの爺さんになった。

キャスティングはプロデューサーがある程度絞ってから監督に選ばせた。ヒロインは目力で選んだ。

森羅万象さんは桃太郎の監督の鳴瀬さんの紹介で。

花咲か爺さんをダークヒーローにする話にしたかったと。ラストのオブジェは3mあって、運ぶのが大変だった。建てていたのは撮影の30分くらいだけだった。

シリーズをまたやるなら鶴の恩返しをやりたいと。

鶴は万象さんでやりたいと。