監督の舞台挨拶付きで観た「12ヶ月のカイ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「世界で戦うフィルムたち」の亀山睦木監督が、人間の女性とヒューマノイドの男性との間に生まれた命をめぐって繰り広げられる物語を描くSFサスペンスです。

 

近未来の東京。WEBデザイナーのキョウカは、「パーソナル・ケア・ヒューマノイド(通称・PCH)」のカイを手に入れる。カイはキョウカとの会話で彼女について学習し、キョウカは次第にカイに特別な感情を抱くようになる。やがて彼女のお腹には新しい命が宿り…



「世界で戦うフィルムたち」と「12ヶ月のカイ」の連続上映はここが初めて。2019年撮影、2020年に完成していたとか。

最初は短編のオムニバスの企画用に考えたエピソードを膨らませて、それをヒューマノイドの話に発展させた。「マイライフ、ママライフ」を製作するのにあたり、その習作としてこれを撮影した。最初の4ヶ月は一人で考え、主演の二人と話し合い、その先の展開を考えていった。

いくつかのパターンは考えていたけど、この結末になるとは思わなかった。

父親の影響でSF好きになった。

主演の二人はオーディションで決めた。

友人たちのキャストもヒロインのオーディションに来た人から選んだ。

アメリカの映画祭でノミネートされたのは中絶の話題があったのも大きかったかも。

自分ではヒューマンドラマだと思っていたけど、SFとして映画祭で受け入れられた。