アイデアはいいけど、仕上がりはそうでもない「ドラキュラ デメテル号最期の航海」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「吸血鬼ドラキュラ」から、第7章「デメテル号船長の航海日誌」を映画化したモンスターホラー作品です。

 

ルーマニアのカルパチア地方からイギリスのロンドンまで50個の無記名の木箱を運ぶためチャーターされた帆船デメテル号は、その航海中に毎夜、不可解な出来事に遭遇する。デメテル号船長の航海日誌のおよそ1カ月におよぶ無慈悲な存在との対峙の記録をもとにデメテル号に何き起こったのか、そして謎に包まれた50個の木箱の中身をめぐる恐怖の物語が語られ…


「ドラキュラ」の1エピソードを切り取って映画化するというアイデアは悪くないですが、なんかこっちの望むものとは違う感じ。

主人公を演じる黒人俳優がイマイチで、ガキとか出てくるところもなんか違う感じ。

ドラキュラがモンスター的過ぎて、人間からかけ離れすぎているのもそう。

同じようなシチュエーションなら韓国映画の「オオカミ狩り」という傑作があるだけに見劣りしまくりでした。