メンバーが増えた初劇場版「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「オカルト」などの白石晃士監督のモキュメンタリーホラーシリーズの2014年製作の劇場版です。

 

都市伝説・怪奇現象を調査してきた映像制作会社ディレクター工藤とアシスタント市川、そしてカメラマン田代。彼らの元に、新たな投稿映像が。それは、人里離れた山奥の廃村“タタリ村”に関するもので、一度その村に足を踏み入れた者は、必ず全員が発狂し、姿を消してしまうという。また、前回の「四谷怪談」の調査で、その作者である鶴屋南北が、タタリ村で幼少期を過ごしたという説が浮上。工藤たちスタッフは、浄霊師の宇龍院、物理学者の斎藤、そしてアイドルの小明を引き連れて、“タタリ村”の調査に向かうが…


今回は依頼人が発狂したために同行せず、前回から登場の浄霊師と新たに物理学者とサブカルアイドルの小明が同行して、地図から消えた呪術師の村へ行きます。

物理学者が浄霊師にケンカ売る流れがちょいちょいトラブルを呼ぶのがこの作品ならではです。小明は終始ビビりまくりな感じ。そこから小明に霊が憑依したりします。

村にはそこかしこに儀式に使われたような動物の死骸があり、すべてモザイクなのでそれがなんなのかは判然としません。

現場で霊現象が頻発し、その村の秘密を暴くため、工藤Dはバット片手にある者を訪ね…

終盤はなかなかのトンデモな軍の計画が登場し、リアリティーなんて度外視です。

という劇場版らしくいつものよりも描写が過激さを増した仕上がりでした。

 ラストの市川がヤバすぎです。でもこのシリーズはもはや何でもありなので、どんなピンチも乗り越えられます。

しかし、この作品から「コワすぎ!」に入った人はどう思うんでしょうか?

シリーズファン以外は全力で置いてけぼりにする劇場版でした。