やっぱり貧乏カップルの話だけど珍しくロードムービーだった「さいはて」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「アレノ」などの越川道夫監督が、夜の街で出会った女性と秘密を抱える塾講師の逃避行を描く恋愛ドラマです。

 

居酒屋で知り合った若いモモと40歳のトウドウは互いを求め合い、身体を交わす。それぞれにつらい過去を持つ2人は海を目指し…


塾の国語講師のトウドウは自らが渡した毒で恋人を死なせ、モモは介護していた両親に死なれ、残された二人は偶然知り合い行くあてもない旅に出て、時に身体を重ねて、死にたがるトウドウをモモはひきとめという内容でほぼ二人だけの時間が続きます。

毎回、貧乏カップルの同棲を描く越川道夫作品ですが、今回はちょっとしたロードムービーでもあり、いつもと違う雰囲気ですが、やっぱり二人は何度もHするわけで、それだけで制作にGOが出ている気がする越川ワールドでした。