2015年に港家小柳を追ったドキュメンタリー「港家小柳IN-TUNE」の川上アチカ監督が、8年の歳月をかけて完成させた新人浪曲師の成長を通して浪曲の魅力を追ったドキュメンタリーです。
独特のうなり声、節回し、キレのよい啖呵、そして曲師の三味線との絶妙な掛け合いで魅了する浪曲。芸豪と称される港家小柳の芸にほれ込み、小柳に弟子入りした小そめが、晴れて名披露目興行の日を迎えるまでを、曲師・玉川祐子、沢村豊子といったレジェンドたちの芸が若い世代に継承されていくさまを捉えて行く…
川上アチカ監督の舞台挨拶付きで観ました。
小柳師匠の地元名古屋に持ってこられて良かった。
元は自分で撮影する予定ではなく、フランスの映像作家にやってもらうつもりだった魂を震わせる音を探す企画のお手伝いで友川カズキのライブのお客さんに小柳師匠の曲を聴けといわれた。
実際に聴いて衝撃を受けた。旅芸人の流れをくむ小柳師匠の音がそれぐらい他の人と違っていた。
小そめさんをきっかけに小柳さんを追いかければと2015年くらいから撮影した。
2014年に短編で小柳師匠の舞台を記録し、映像を出した。
小柳師匠は開いてくれる雰囲気で受け入れてくれた。弟子の真似して師匠方に挨拶して入り込んで撮影した。
小柳師匠は当時年齢を3歳サバよんでいた。小柳師匠がオフのときにはカメラを向けなかった。
小そめさんの初舞台は泣きながら撮影していた。
ラップやっている人が浪曲がラップと同じじゃないですかと言っていた。