門井慶喜の直木賞受賞作を「いのちの停車場」の成島出監督が映画化したヒューマンドラマです。
岩手県で質屋を営む宮沢政次郎の長男・賢治は家業を継ぐのを拒んで学校卒業後は農業大学への進学や人工宝石の製造、宗教への傾倒していた。政次郎は厳格な父親であろうとするがつい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気をきっかけに筆をとりはじめた賢治だったが…
宮沢賢治が菅田将暉な時点で宮沢賢治感がまったくありません。あんなにイケメンに生まれていたら、あんな作品を書いたりしていないと思います。
家が裕福だったり、弟がいたり、宮沢賢治の作品から感じる空気感と違う暑苦しい演技だったり、こんなんじゃないだろうという気持ちでいっぱいでした。