つくりものとわかっていても大画面でうんこはしんどい「せかいのおきく」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「冬薔薇」の阪本順治監督が、黒木華を主演に描くモノクロ時代劇です。

 

江戸時代末期、武家育ちである22歳のおきくは、寺子屋で子どもたちに読み書きを教えながら、父と2人で貧乏長屋に暮らしていた。ある雨の日、彼女は厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次と下肥買いの矢亮と出会う3人は次第に心を通わせていくが、おきくはある事件に巻き込まれ、喉を切られて声を失ってしまい…。


基本的にモノクロスタンダードですが、各章のラストカットだけ、カラーでした。

モノクロの理由はあまりにうんこのカットが多いからだと思われます。

物語は中次とおきくのラブストーリーで時代劇だけど、チャンバラはありません。

面白いかと言われると、うんこを大画面で観る嫌悪感をこらえてまで観るほどでもないという感じでした。