「長靴をはいた猫」のペロを主人公にした1976年製作のシリーズ第3作です。
ドンドン町のサロンでペロは名士たちを前に80日間で世界を一周してみせると言ってしまう。これを聞いた金持ちブタのグルーモンが、回れない方に全財産を賭けると言い出し、負けたらペロは生涯を奴隷となってしまうことに。そこへボスネコの命を受けた殺し屋たちが現れるが、あっという間にグルーモンにぶっとばされてしまう。ペロはカバのカーター、ネズミの親子と水陸両用車で海上に出trスペインから世界一周旅行へ出るが…
このシリーズ、意外に世界観に一貫性がなくて、今回は人間のいない世界が舞台になっています。
今回のペロの声はなべおさみですが、これはけっこう1作目のテイストに近くていい感じ。
前作が西部劇にしばられて絵変わりしなかった反省を踏まえてか、今回は世界一周がテーマなので、各国の特性を活かしたアクションいっぱいで飽きさせません。
地上のみならず、海底に沈んだ都市まで行ってしまうサービスぶりです。
ガリガリ博士が作る様々なメカのアクションも見物でアニメならではの楽しさいっぱい。