「団地妻 昼下がりの情事」の西村昭五郎監督、白川和子主演コンビによる1972年の作品です。
閑静な高級住宅街、令子は家でお手伝いの娘の留守中に暴漢、辰男に襲われる。以来脅迫され肉体関係を続ける令子は、辰男の呼出しに応じたホテルで、偶然にカメラマンの夫正二が使っているモデルと夫の友人の北沢に会ってしまう。辰男は令子との関係を続けるため北沢を消そうとするが…
「太陽を盗んだ男」の長谷川和彦が助監督でびっくり。
白川和子が団地妻から豪邸に住むカメラマン夫人になっています。
暴漢に襲われて、その男に呼び出され、別の男たちにも襲われと白川和子がさんざんやられます。
バーカウンターの上でとかやられる場所に工夫があったりします。
夫の友人のスケベさとかいかにも昭和な感じでいい味出しています。
暴漢辰男が彼女を本気で愛したことから、ある凶行が行われ、その黒幕が意外な人物で後半急にサスペンス風の落ちがありなかなか意表を突かれました。