主人公が池玲子から杉本美樹に交代した女番長シリーズ第3弾「女番長ゲリラ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

1972年製作の「女番長ブルース」シリーズ第3作です。

 

揃いのジャンプスーツに赤ヘルメット、女番長・帰山幸子をリーダーに、スピードのユキ、ロードのみどり、ジャンプの淳子ら「新宿赤ヘル団」が京都へやってくる。観先客を相手に色仕掛で荒稼ぎする赤ヘル団に繩張を荒された京都女番長連合の総番長京極のリカを初め地元の女番長たちは赤ヘル団に決斗を申し込むが幸子が勝利し、総番長に。そこへ前総番長の奈美が帰ってきて…

 

ヒロインが池玲子から杉本美樹にバトンタッチしましたが、池玲子の存在感もかなりあり、ジャンプスーツをはだけ刺青が入った爆乳を暴走族に見せつけたりします。

なぜか吉本新喜劇の岡八郎が前作から続けて登場しカモられています。3作通して大泉滉も登場。

このシリーズ密かに歌手が毎回出演していて、ピーター、荒木一郎に続きこの作品ではあがた森魚が登場します。ヒロインの名前が幸子なのはあがた森魚の代表曲「赤色エレジー」にちなんで。

今まで違うのが舞台が途中から関西を離れて西伊豆に行ったりするところ。

コメディ色もだんだん濃くなってきています。

杉本美樹のバイク搭乗シーンはカッコいいですが、エロさはやっぱり池玲子には及ばない感じでした。

この作品ではスケバンはついに銃や爆弾まで使うようになり、だからタイトルがゲリラなのか?