演劇ユニット「30-DELUX」の舞台「のべつまくなし」「のべつまくなし・改」を大胆にアレンジして映画化したミュージカル時代劇です。
五代将軍・徳川綱吉の時代。紀伊国屋文左衛門は相棒のモン太こと近松門左衛門とともに、心中希望のカップルに芝居を打たせることで彼らの命を救っていた。ある日、2人はどっぐかふぇにアルバイトに来た堀部安兵衛が、吉良上野介義央への仇討ち計画を知る。赤穂浪士が江戸集まる中、ブン太たちは誰の命も落とすことなく仇討ちを成功させるべく策を講じ…
このところ、舞台の映画化作品が多い。昨日観た「泥の子と狭い家の物語」と「ippo」も舞台の映画化作品でした。
正直なところ、なぜか内容が全く頭に入ってきませんでした。舞台劇を日光江戸村で演じただけで、映画的な見せ方がなく、舞台くささがただただうっとうしいし、ミュージカルと呼ぶにはミュージカルシーンも少ないし、歌が下手過ぎ。
映画やミュージカルをナメんなと言いたくなるクオリティで、元のミュージカルのファン以外には全く受けつけられない仕上がりじゃなかろうか。
ミュージカルも時代劇も好きで期待していただけに残念。
タイトルも「カメラを止めるな!」のパロディーみたいなわりにその要素全くないし、いろいろとダメダメな作品でした。