是枝監督は海外で監督するとつまらない「ベイビー・ブローカー」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「万引き家族」の是枝裕和監督が「パラサイト」のソン・ガンホを主演に迎えて撮影した韓国映画です。

借金に追われるクリーニング店主のサンヒョンと赤ちゃんポストがある施設で働く児童養護施設出身のトンスにはベイビー・ブローカーという裏家業があった。ある雨の夜、二人はソヨンが赤ちゃんポストに預けた赤ちゃんを連れ去る。翌日、思い直したソヨンが赤ちゃんがいないことに気付き通報しようとしたため、二人は赤ちゃんを連れ出したことを告白しわ養父母を見つけようとしていたと嘘をつき…

フランスで撮った「真実」も韓国で撮ったこの作品も魅力的なキャストに対して話が凡庸で退屈でした。
個人的な是枝作品の魅力はまじめな内容の中にも、なんとなくエロい場面をぶっこんでくるところでしたが、海外ではお行儀がよくただのドラマばかり作っていて残念。
びっくりするほどガラガラで是枝映画として、ソン・ガンホ主演の韓国映画としても珍しく不入り。