隣で観ていた客が途中で「ひでえなこりゃ」と心の声をだだもれさせていた「半狂乱」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「超擬態人間」の藤井秀剛監督が怒りをテーマに描く青春クライムサスペンスです。

ある劇団の舞台公演の初日。劇場は開演を待つ200人の観客で埋め尽くされていた。しかし、舞台袖で起きた事故により、団員の一人が瀕死の重体になり…

舞台を映像化した作品らしいです。撮影がひどくその酷い素材仕上げるを編集もエフェクトかましまくりでまともに見せられない内容なのをごまかすの必死です。
まずキャストがあまりに売れない劇団員まんまで、キャラクター的にもみんなクズでそれを流血シーンとか派手に入れて大したことない内容をとりつくろっていて、全てにおいてイライラさせられます。
劇場内はあちこちから深いため息が連発され、隣のおっさんははっきりと「ひでえなこりゃ」と口に出していました。
作り手はドヤ顔でこの作品を送り出していますが、これが劇場の現実です。