
「いつか輝いていた彼女は」の前田聖来監督が松井玲奈を主演に描く人間ドラマです。
実家の美容院をてつだいながら劇団を主宰する麻奈美のもとに東京で働く妹尚が亡くなったとの報せが入る。麻奈美が劇団員の結婚祝いでバカ騒ぎしていた夜に尚は資材置き場で死んでいた。その日、尚からの着信があったのに出なかった麻奈美は心を揺さぶられ…
前田聖来監督と主演の松井玲奈さんの舞台挨拶付きで観ました。
松井玲奈さんはきのう、きょうは舞台で名古屋にいたそうです。
前田監督はこれが商業初長編で松井さんは初単独主演とか。
監督と初めての挨拶はリモートだったけど、パワフルさが伝わってきたと。実際に会ったとき、監督がちっちゃくてびっくりしたけど、パッションを感じたそうです。
監督は元々女優していて、松井さんのことをずっと女優をやると思っていて、企画でまず松井さんの名前を挙げたと。
会ったときには女優としての鋭さを感じた。
役としては殻に閉じ籠る人間だと思ったと。
撮影前に疑問点は全て監督にぶつけたので撮影時に悩むことがなかった。
監督はとにかく感情を表に出さないで最後に発露するようにしたかったと。
二人で新山さんの悪口を言う場面はアドリブでしゃべっていた。
松井さんはプライベートではあまり飲みの場にはいかないとか。
監督的には麻奈美と劇団員とは距離感ある風に演出した。
松井さんは妹役の筧さんとの初共演は撮影の中盤で舞台の場面からだったとか。
監督はこの作品では俳優部との距離感をちゃんとしたかったけど、ラストシーンはモニター観ながら自分が泣きそうなったと。三十代の泣きになることを意識したと。
松井さんはラーメンを食べて号泣と台本にあって緊張したそうです。