
東野圭吾の人気シリーズを木村拓哉主演で映画化した第2弾です。
警察に届いた匿名ファックスに都内マンションで起きた殺人事件の犯人が大晦日にホテルコルテシア東京で開催されるカウントダウンパーティーに現れるという予告が。捜査のため警視庁捜査一課の刑事新田がコンシェルジュ山岸の協力を得て潜入捜査することになるが参加者が仮装パーティーのため、困難を強いられ…
テレビの人気スターを沢山キャスティングして、ベストセラー小説をなぞったいかにもフジテレビな映画でした。
ミステリーとしては突っ込みどころしかないし、サスペンスは盛り上がりどころがないし、映画的に楽しませようがいかようにも出来る設定なのに全くそれがなくて、こんなものが映画だなんて思わないで欲しいです。
だいたい殺人犯が仮装カウントダウンパーティーに現れるという密告からしてサスペンスがありません。その密告を警察が信じてあれほど大がかりな捜査をやるでしょうか?
殺害予告がされているわけではないのです。そもそもメイド服通電殺人からしてもうありえない殺害方法だし、その突飛な事件に理由を後付けする解決パートもミステリーとして成立していません。そんなこんなでひどいなと思う場面ばかり。
個人的に一番高まったのはちょい役のお花屋さん役で小川あんちゃんが出演しているのを発見したところくらい。
これみよがしのダンスはお粗末だし、メインキャストも見所ないし、なんかぐったりしました。
長澤まさみは好きだけど、出演している作品が毎回クオリティ低すぎ。