早く映画館で観るといいことあるかも!「ゾッキ」のメイキング映画な「裏ゾッキ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


竹中直人、山田孝之、斎藤工が共同監督し大橋裕之の漫画を映画化した「ゾッキ」の制作から公開までを追ったドキュメンタリーです。

2020年1月、8年前から映画誘致の活動を進めてきた蒲郡。「ゾッキ」製作決定により、蒲郡市を巻き込み市民総出で作品を全面バックアップするプロジェクトに発展するが…
シアターのシートにはなぜかはじめしゃちょーに感謝する張り紙が。
来場者プレゼントが豪華な別冊裏ゾッキ。
内容的には行政と市民とが映画のために裏方を頑張る姿と撮影にのぞむキャストたちと3人の監督の熱い想いが伝わる内容でした。
印象的なのは九条ジョーを追い込む斎藤監督、共演したことないけど、わかり合う同世代の松田龍平と山田監督、(松田龍平がプライベートでも無茶苦茶カッコいい!)ピエール瀧の現場復帰のピリピリした空気、夜の子どもとマネキンの撮影と珍入者に悩まされる竹中監督、小学校入学をまちわびるパン屋の娘、撮影後のコロナ禍での危機的状況など、公開後の4月25日までの映像が使われていてギリギリまで製作されていたのがよくわかる生々しいドキュメンタリーになっていました。
もっと上映館が増えて沢山の人に届いてもらいたいものです。