ゴダールとゲンズブールはやっぱり半端なく凄いと実感する「アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


2019年12月に亡くなったヌーヴェルバーグを代表する女優アンナ・カリーナに迫るドキュメンタリーです。

1940年デンマークのコペンハーゲンに生まれ、親代わりだった祖母を亡くし17歳でパリに来た少女。ココ・シャネルと出会いアンナ・カリーナと名付けられた彼女は人気モデルになり、ジャン・リュック・ゴダール監督に見初められヌーヴェルバーグのミューズになる。フランスを飛び出した彼女はニューヨークで映画を製作し歌手としての活動もスタートさせ…

晩年らしいアンナの老いた姿を観るのがなんだか嫌でした。
過去の作品、特にゴダールやゲンズブールとの仕事の彼女はやっぱり素晴らしく、その後の活躍も語られはしますが、やっぱりあの時代ばかりが素晴らしく見えました。
知らない作品の映像がたくさん観られたのはいいですが、ドキュメンタリーとしてはTVの特番みたいな内容でなんだか物足りなさを感じました。