ブルジョア女が粗野な男に力で屈服させられる!女性監督が作ったから成立している「流されて…」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


実写版「アラジン」のガイ・リッチ-監督がマドンナ主演でリメイク版も製作したリナ・ウェルトミューラー監督の1974年製作のエロティックコメディ映画です。

ヨットでの船旅の途中、ボートで遠出した上流階級の人妻と料理人の男が遭難し、無人島に漂着。文明と隔絶された島で二人の関係は逆転し…

主人公は粗暴な料理人で高慢なブルジョア女のヒロインにイライラを募らせ、無人島に到着すると男はサバイバル術を発揮し、ブルジョア女は自分で何も出来ず男を頼るしかなくなります。
立場が逆転した男はついにブルジョア女をほしいままにします。
とにかくここまで二人はやたら饒舌でしゃべりまくりですがHの相性が良かったのかHしたら関係ががらっと変わります。
子どもの頃にテレビで観たときはなんとエロい作品なんだろうと思いましたが今観るとそれほどでもありませんでした。
注目すべきはこの物語を女性が作っているというところで男性がこの映画を作っていたら女性からクレームが来たと思いますが女性が監督していることで性的なファンタジーとして成立したような気がします。