女優近藤笑菜さんと枝優花監督のトークショー付きで観た「近藤笑菜特集上映【エミナシネマ】」 | キネマ画報

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愛知県出身女優近藤笑菜さんの特集上映をシネマスコーレで観て来ました。
上映作品は、
「NONE」「トーチソング・グレイテストヒッツ」
この2本は近藤さんがENBUゼミナールに通っていた一年の作品で「トーチ」が初出演作品で2014年の作品で「NONE」は2015年です。
近藤さん的には初めてで必死だったと。出演者がかぶっているのはENBUの俳優コースの生徒で撮影しているからと。どちらもワークショップシーンがあるのが興味深いと。ちなみに2015年にスコーレに送られてきたバージョンと編集だったと。「NONE」の話はまだ続きがあるそうです。大畑監督はミリ単位で指示がある人だとか。
平波監督は鬼畜演出だったと。
「わたしと僕の友情結婚」「檸檬」
「わたしと」はENBU最後の作品だけど1泊2日で撮ったそうです。「檸檬」は2017年の作品で初めて製作から携わった作品。監督も急遽来場していました。監督は近藤さんの顔が好きでいかに動かすかにこだわったそうです。
ゲストは近藤笑菜さんと枝優花監督。
枝監督は近藤さんが出演した「少女邂逅」の監督です。近藤さんはヒロインのオーディションを受けて脇役で出演。今はけっこう会っている友達。
枝さんはゼミで演出の助手として入っていてそこが出会いだそうです。
二人でトークは「少女邂逅」の舞台挨拶以来とか。
近藤さんさ「わたしと」を見直して丸いなあと。
枝監督はLGBTと恋愛リアリティショーっぽくて今風と思ったと。
わりと説明的なセリフだったなあと。
男性一人あまる設定で落ちが想像出来たと。
スタッフは監督その他三人だけで1泊2日で夜はカモシカが出るロケ地だった。
レズビアンとゲイは愛し方は違うから男性的な演出を感じた。
芝居に関して暗すぎると反省。
ENBUでは岩切空監督の作品にも出演したそうです。
「檸檬」は仕事が来なくて自分は役をやりたくて成瀬監督と意気投合し作品を作ったと。まず短編を作り賞をとって賞金使って撮影したと。
女性監督らしい男性をバカにしている感じはわかる。おしまいの近藤さんの顔がホラーかと思ったと。枝監督は成瀬監督の来場を知らせれびっくり。
成瀬監督はあのチグハグ感がいいかなと思って、あの顔と。
ダンナが転ぶのは現場で考えた演出だそうです。
映画祭での公開はあるものの映画館での上映は初めてだとか。
近藤さん曰く男性監督だったら自分にこない役だったかもと。
成瀬監督的には近藤さんとまたやるなら、自分で状況を掻き回す役をあてがきしたいと。枝監督的にはいつも顔重視でキャスティングすると。近藤さんは繊細な人だけどたまに変で飛び道具的な役が面白い。撮らないけど「あまちゃん」なら海女クラブに入れたい。
近藤さんは凄くお芝居したいと。二人はまたやりたい監督だと。
近藤さんケンタッキーのWEBCM「思ってたのと違う」編にも出演中で来週公開の「RED」にも出演しているそうです。