次世代俳優のカタログみたいに若手の有望なキャストが終結していた「転がるビー玉」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「サラバ静寂」の宇賀那健一監督が「虹色デイズ」の吉川愛、「お嬢ちゃん」の萩原みのり、「酔うと化け物になる父がつらい」の今泉佑唯を主演に起用した青春ドラマです。

渋谷の片隅にある古い家で共同生活すれは愛、瑞穂、恵梨香は宝石になれないビー玉だった。ある日、再開発で家の取り壊しが決まり立ち退き勧告が届くが…

モデルを目指す愛を吉川愛、ファッション雑誌の編集部で働く瑞穂を萩原みのり、歌手を目指しストリートシンガーをしている恵梨香を今泉佑唯が演じていて、瑞穂の先輩に冨手麻妙、恋人を笠松翔、恵梨香の客に神尾楓珠とか最近よく見かける若手たちがウジャウジャ出ていて逆にスターは不在の青春群像劇です。
宇賀那監督は監督デビュー作品「黒い暴動」でも三人の女の子の群像劇を描いていましたが今回もまた同じく三人のそれぞれの人生の縮図を描いています。
物語性が希薄なのが残念ですが、5年もすればあの作品観ておけば良かったと思われる優秀な次世代キャストを集まっているので青田買いするなら必見です。