クライマックスが「タクシードライバー」みたいに二転三転する「魂のゆくえ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「ドッグ・イート・ドッグ」のポール・シュレイダー監督による「6才のボクが大人になるまで」のイーサン・ホーク主演作品です。

ニューヨークの小さな教会で牧師をしているトラーはミサに訪れたメアリーに環境活動家の夫マイケルについて相談を受ける。マイケルは地球の行く末を案じてメアリーの出産をやめさせようとしていた…

歴史はあるけどおみやげ屋さんと言われる教会の牧師が250周年式典を目前に控え妊婦に相談を受けたことから闇に囚われ、酒に蝕まれた体は精神も破壊しとんでもない行動を起こそうとするが…という内容で牧師が少しずつ狂っていく様やクライマックスの意外な展開がさすが「タクシードライバー」のポール・シュレイダーな感じで楽しめました。
イーサン・ホークって、しみじみいい役者だなと思いました。