大須シネマじゃなきゃ観なかった映画だけどめちゃくちゃ泣かされた長編アニメ「きみの声をとどけたい」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


鎌倉を舞台に悩みを抱える女子高生たちが見に行ったFMを通してひとつになるの青春を描いた長編アニメ。

海辺の町、日ノ坂町で暮らす16歳のなぎさは祖母から聞いた言葉には魂が宿るという話を信じていた。ある日、何年も使われていないミニFM局に迷い込んだなぎさは出来心でDJの真似事をするが…

普通の子なぎさとその幼なじみの仲良しグループとミニFM局をやっていた女性の娘が知り合い、そのミニFMをやっていた女性が意識不明のままで彼女を呼び覚ますためにミニFMを放送していくうちに、ラジオヲタクの女の子がアーティストの友達を連れてきてさらに放送を充実させていくが、その場所は立ち退きが決まっていて…
というわりと入り組んだ物語で見ごたえありました。
ストーリー展開もキャラ立ちも素晴らしく、観ているうちになぜこれが実写じゃないのか不思議でした。
アニメらしい描写は可視化された言霊くらいでますます実写で観たくなりました。
アニメは大ヒットしそうなものをたまに観るくらいなのでこれが普通に公開されていたらきっと見逃していたと思います。ただ大須シネマでなんか観たくて入った映画でしたがこれは大当たりの傑作青春アニメでした。