「死の棘」の作家島尾敏雄と妻ミホを基にした物語です。
太平洋戦争末期、奄美の小さな島に特攻嚏部隊がやってくる朔隊長は島の国民学校の先生トヨと愛し合うようになるが明日死にに行くかもしれない我が身に苦悩する。
そんな朔を深く愛するトヨはある決心をし、出撃前の朔に会いに行くが…
「死の棘」を観ているのでいかに終戦を迎えるかを知っているだけに朔が明日死ぬかもしれないと苦悩しているのが全然響いて来ません。
二人の逢瀬が繰り返し描かれ、後は部下に嫌み言われたり、子供と遊んだり、歌ったりしています。
奄美の方言全開で字幕も入ります。
沖縄出身の満島ひかりは全身全霊でトヨを演じて、寂聴役でも見せなかった初脱ぎを披露しています。
正直、それ目当てで観に来ていたので寝るに寝られず終盤のその場面までひたすら我慢でした。
待った末に見た満島ひかりπはなかなかのがっかりおっぱいぶりで今まで見せなかったのにも納得でした。
とりあえず「死の棘」を見直したくなりました。