しんぼる | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

言わずと知れた松本人志の監督第2作です。 

前作「大日本人」は、擬似ドキュメンタリー調のドラマ部分が好きでした。
エンタメ愛のダメ出し部屋-200909130854000.jpg
今回もまた奇をてらった内容であることは予告からもわかります。

終わった瞬間、お客さんがみんな困惑してました。

それが狙いであるかのようなラストです。 

メキシコのレスラーの話と白い部屋に閉じ込められたパジャマの男の話が平行して描かれ、最終的にはシンクロするんだけど、長いひっぱりのオチがこれ!?
と脱力するばかり。 

普通に白い部屋の話だけで、ソリッドシチュエーションホラーをアレンジしたコメディにしてもらった方が満足度が上がったと思います。 

白い部屋での悪戦苦闘ぶりは隣の中学生男子たちも爆発してましたが、劇場をでるときには口々にツマンネ!と連発してました。 

いずれしろあのラストは落としどころを見失ったとしか思えないです。 

前作の破壊的なラストの方がマシです。