「美女と野獣」 4月6日(火) ソワレ



久しぶりの美女と野獣。

キャスト表を見ると、大好きな鳥原ベルはもちろんのこと、小川バベットに田島ガストン、初めて見る渋谷ルミエールも居るし、さらには久保田さんが名古屋から戻ってきていて、始まる前からワクワク感が高まります(^^




佐野さんの声が少し調子悪そうだったものの、ビーストの心の変化がとても自然で、間の取り方も絶妙、「野獣」を好きになる「美女」の氣持ちに素直に感情移入できました(一緒にご覧になったお友だちが、「久しぶりに胸キュン、って感覚を思い出した」と言っておられたほど!)。




楽しみにしていた役者さんたち、田島ガストンの声量は感動ものだったし、渋谷ルミエールもとても味があったし、小川バベットもキュートだったけれど、


今日はなんと言ってもベル、ベル、ベル!ベルに尽きる舞台でした(*^_^*




これまで、里咲さん、智恵さん、花代さん、由衣さん、如未さんと5人のベルを観てきたけれど、鳥原ベルが一番、「わしに言わせればやんちゃ娘」で、好奇心一杯のいたずら小僧のような表情がとってもチャーミング。




普段は極力アンサンブルの役者さんを目で追うようにしている私ですが、今日ばかりはベルに釘付け。ほとんど「あの子のことを見てるだけで、胸のあたりが苦しくなるんだ」状態です(^^




カーテンコールは平日の京都の舞台にしては珍しく全員総立ち。

4度目くらいに出てきた鳥原さんが手を合わせて申し訳なさそうな、うれしそうな表情を見せた時、前の席に居た高校生くらいのお客様が「かわいい~」とつぶやいていましたが、思わず私も大きくうなずいてしまいました。



「クレイジー・フォー・ユー」 4月4日 マチネ



CFYの福岡公演。

うーん、すごいキャストの面々!

四季の福岡に対する熱い思いがビンビン伝わって来るようで、京都人の私としてはちょっぴりうらやましいほど(^^


東京に続いて福岡ででも加藤さんが観られるとは思わなかったし、初見の 増本アイリーンもとっても魅力的!(増本さんと八重沢さん、お二人ともとっても個性的でそれぞれに特徴があって、こうなったら増本モリブル先生も観てみたい気分♪)


それでも今日もっとも印象に残ったのは、なんと言っても花代ポリー!

ポリーを観るまでの彼女の印象は、クリスティーにしてもベルにしても、苦しそうに歌うように感じられてあまり好きではなかったのですが、この役はピッタリ!

舞台の上で、とても溌剌としているように見えました。

なにかの キッカケがあったのかしらん。


それにしても、このCFY、「音楽」がまさに音を楽しむものであることを思い出させてくれます。(…って、別に私はなんの楽器が演奏できる訳ではないのですが(^^)

誰でも感じることではあろうけれど、バケツのふたやトタン板、ほうきにつるはしという身の回りにあるもの(つるはしが身の回りにある人は珍しいか(^^)を使って、音を楽しんでいる姿を観ると、これこそがまさに楽器の原点なんだろう、って思います。

数ある四季の名作の中でも、一番時の経つことを忘れさせてくれる演目であること、文句なしでしょ。


博多のお客さん、もうノリノリって感じでとっても熱い!いつまでも拍手鳴り止まず、何度も何度も幕が開きました♪

京都もがんばろう、って思いました。





「エクウス」 327日(土)マチネ



四季のストリートプレイ、実は眠たくなることを覚悟して自由劇場に向かったのだが(^^ゞ、

なんのなんの、めっちゃ「」面白い!



チラシをみた時は、「こんな仮面をかぶって、馬!?」と実は内心バカにしていたのですが…

素晴らしい!舞台の上で、実際に何頭かの馬が見えた!



四季の表現力の独創性、もちろん、キャッツやライオンキングの表現の仕方は秀逸だし、もちろんとても個性的だと思うのですが、



「こういう見せ方があったか!」と感嘆したのは、全然違う方法ではあるけれど「ブラックコメディ」と、この「エクウス」ではなかろうか。



仮面をかぶって、蹄のような履物を履いて、なんとなく馬っぽい色の服を着ているだけなのに、動作がどうみても馬!



あの表現力があるからこそ、

少年の馬に対する少し個性的な(異常な、という言葉を使いたくない氣がする)愛情や、


ジルとの恋を、まるで浮気をしているかのよう後ろめたく感じてしまう思いが、とても自然に伝わってきます。



観客に語りかけながら、そのシーンシーンを回想するような展開とともに、この演出を最初に考案した人の天才性を感じずにはいられません。




日下武史が、多少セリフを噛んでしまうところはあるにせよ、彼以外にこの役をできる人が居るとは思えないほどの存在感を発揮していたのは当然ながら、


藤原君が「あんた、こんな役もできるの!?」とびっくり仰天するほど色々な表情を巧みに使い分けていたことと、

個人的には、大好きな石倉康子がジル役をとてもキュートに演じていたことが印象に残っています。




…なんて余韻を噛みしめながら、新幹線品川駅のホームを歩いていたら、なんと、目の前にそのジルらしき人が!



「うそやろ!?」と思いながら、「い、石倉さん」と声をかけるとご本人で、

「ついさっき、ジルで出てはったんを観てたんです」と言うと、「ええーっ!」と驚きながら、「私なんかが演じてすいません」と超謙虚なご発言。



たまたまお母様を見送られた帰りらしく、「さっき舞台に出たままの髪形なんです」とはにかんでおられたが、ご本人は舞台で見たとき以上にチャーミングでした。



「前からファンで、応援しています。握手させてもらってもいいですか?」と訊ねたとき、手を差し出しながら「よろこんで」と答えて下さったのは、あの透き通るような声!


うーん、この手はしばらく洗えんな、と思ったものの、うれしさのあまりボーっとしてしまい、電車の中で駅弁食べる際、すっかり忘れておてふきを使ってしまったが、少し心残り(笑)。



めっちゃうれしかった!