バラクーダでフラットウォーターフォイリングの練習を始めてからちょうど1年。

今日はまさに節目となるイベントとなりました。

ダウンウインドSUPフォイルの本場マウイ島からデイブカラマさんとジェレミーリグスさんが来日

してフラットウォーター練習会が開催されました。

 

左からジェレミーさん、トモさん、カラマさん

 

昨年にカラマさんが来日したときの記事はこちら

 

 

マウイでは毎週火曜日にジェレミーさん指導によるフラット練習会(flat water Tuesday)が

行われています。

それがそっくりそのまま新舞子にやってきたのです。

これは興奮しないわけにはいきません

およそ10名の参加者で賑わいました。

 

 

まず砂浜でパドルの動作の陸練をみんなでやります。

パドルは出来るだけ前の方に挿し、足元に漕ぎ寄せながらぴょんとフェンスを乗り越える

ような気持ちで飛び上がって抜重。

そしてパドルの長さ分くらいを目安に前方に飛ぶようにします。

 

 

ボードのポンピングだけでなく体を、そしてボードを前に前にと押し進める

推進力が重要という話だったと思います。

ポンピングとボードスピード両方ともに重要。

パドルを自分のほうに引き寄せるのではなく、パドルを支点にして自分の体を前に押し出す感じにする。

また、最初の数漕ぎはゆっくり丁寧にやるという話もありました。

 

 

海上に出てからはめいめいが漕いでポンピングしているところを

ジェレミーさんやカラマさん、そしてTOMOさんが見ながら一人一人に

アドバイスするというやり方で進みました。

 

 

私のやり方は浮くのは早いけど、ノーズが上ずって止まってしまうので

少し浮いたらすぐにノーズに加重して海面に刺していくような練習をするとよい。

まずはほとんど浮かなくてもいいからノーズから海面に落とす感じで

長く漕ぎ続けることというアドバイスがありました。

 

私はパドルを前から後ろまで大きく漕ぐことが多いので

そのストロークを少し短くして前のほうだけで漕ぐ感じのほうがいいとの話もありました。

そしてもっと深くスクワットして加重、抜重をしっかりやること。

また、浮いたらパドルを握る位置を少しずらして長く使うようにして水面に

届くようにする。

 

こうしたことを意識しながら練習していると数回だけですがボードが水平になり

かなりグライドする場合が出てきました。

もうあと一息という感じはしています。

 

以下の写真では浮いたあともパドルの下の手はシャフトの真ん中辺りを握ったままなので

この握る位置をもう少し上のほうにずらすことで下の方を長くして空振りを防ぐ。

 

グーフィースタンス

 

レギュラースタンス

 

最後のほうで、ジェレミーさんがカメラで動画を撮ってくれて、

それを見ながらマンツーマンでアドバイスを頂きました。

ストラップを外して、よりしっかりと前足で踏めるようにして

練習。

ノーストラップのときでもフォイルマストの位置は一番後ろでやったほうがいいようです。

 

 

 

 

今日のコンディションは前半は少し風が強く、海面もデコボコで

フラットウォーター練にはちょっと厳しいものでしたが

参加者のみなさんそれぞれに上達の手掛かりをつかむとともに、今まで全然浮いてなかった人も

初めて少し浮いて大喜びでした。

 

新舞子でも今年はいよいよフラットウォーター熱が盛り上がってくることを期待

しています。

私もうかうかしているとどんどん追い越されてしまうので気を引き締めて

練習していかないと。

 

 

下の妙な写真はTOMOさんからパドリングのアドバイスを受けているところw

 

 

 

追記

 

翌日の琵琶湖イベントにも参加しました

新舞子ではあまりやらなかったジェレミーさんの基本練習のやり方を詳しく書いてます。

是非ご覧ください。