歯科受診 | 前立腺がん闘病封じ込め記

前立腺がん闘病封じ込め記

前立腺がんの診断を2020年1月に受けた。PSA値640超、Gスコア8、多発的骨転移ありだった。手術・放射線は適応にならない。それでもあわてない、あせらない、あきらめない日々を送る。

先週の金曜日のこと、いつもの歯科に定期受診した。いい機会なので、左下の奥歯に痛みを感じるので、そのことを訴えてみた。



この大学病院の歯科に初めて受診したのは一昨年の11月のことだ。泌尿器科の勧めがあって、それまで診てもらっていた街の歯科医院から転院したのだ。もう1年半が経過した。



前立腺がんの骨転移があり、その治療のためのランマーク皮下注射を受けている場合、副作用として顎骨に異常をきたすことがある、といわれている。放置すると顎骨壊死になって、日常の食生活やQOLに重大な障害となりかねない。



大学病院の歯科に通院後、歯科医師と歯科衛生士さんによる丁寧な口腔チェックと衛生指導により、歯の健康に関しては少し自信を持てるようになっていた。



ところが、それも束の間、最近では、左下の奥歯に違和感が生じ始めた。シリアルやガムや煎餅などを噛むと、強い痛みを感じる。



先日の受診では、早速、レントゲン写真で2ヶ月前のものと比較してみたが、膿などはなく、特に何も変化はないようだ。歯科衛生士さんの判断によれば、単なる歯周の何らかの原因による痛みではないかということで、抗生物質を注入することで経過観察となった。



担当の歯科医師は不在なので、また今月の下旬に予約を入れて見解を仰ぐことになった。



がんの骨転移に由来するものでないといいのだけど・・



なんて、そんなに心配しているわけではないけれど、自分としては電動、手動、歯間ブラシなども駆使して一生懸命にケアしているつもりなので、痛みが生じたのが結構腑に落ちないところはあるのだ。



歯周ケアって油断大敵で、思う以上に奥が深いのかもしれないね。