年金額の改定 | 前立腺がん闘病封じ込め記

前立腺がん闘病封じ込め記

前立腺がんの診断を2020年1月に受けた。PSA値640超、Gスコア8、多発的骨転移ありだった。手術・放射線は適応にならない。それでもあわてない、あせらない、あきらめない日々を送る。

昨日、日本年金機構から「お知らせ」の葉書が届いた。令和5年度の年金額を賃金や物価の上昇に合わせて増額するというお知らせだ。



67歳以下はプラス2.2%、68歳以上はプラス1.9%の増額になるという。



年金が頼りの私たち夫婦は、二人とも67歳なので、「そうか、+2.2%上がるのか」と期待していた。ところが、増額は+1.9%どまりだった。



あれれ、、どうして?



ということで、よく説明を読むと、次のようなことだった。



それは、今67歳の人でも、誕生日が3月31日までの人は68歳として扱われてしまう、ということだったのだ。私たちは二人とも早生まれなので、68歳扱いということになるのだ。残念😢



新規裁定者(67歳以下)は賃金上昇率を、既裁定者(68歳以上)は物価変動率をもとに変動させる、という法律のルールに基づくらしい。私たちはぎりぎり68歳以上に入ってしまうので物価変動率をベースに計算されるから1.9%しか増額にならない、ということのようだ。



年金の仕組みって、いろいろ細かくて、わかっているようでも知らないことが多いんだな、と思った。



公的年金には、確定給付の企業年金には決してない経済情勢にスライドするルールがあるだけありがたいと思わなくちゃね。