年表(美術史・音楽史) | れぽれろのブログ

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ある方の記事を読んでいて、その昔、美術史・音楽史の年表を
趣味で作っていたことを思い出しましたので、
その年表についてちょっと記事化してみようと思います。

自分は昔から美術や音楽が好きなのですが、各時代に活躍した画家・作曲家・
写真家などが、どの時代に生まれ、どの時代に没し、どの時代にどんな作品を
制作していたのかということを
系統的に確認できる術はないかと、
ある時期考えていたことがありました。
例えば絵画史なら絵画史の書籍を参照すれば、
著名な画家の生年や有名な作品の制作年は参照できます。
しかし、その画家が活躍していた同時代に、例えばどんな音楽家が
活躍していたかということを確認しようとすると、絵画史と音楽史を
相互に参照する必要が出てきます。
また、各作家の生年・没年について、誰が誰より先に生まれているのか、
先に没しているのかということを参照し、誰が誰の影響下にあるのかと
いうようなことも分かりやすく把握したい。
さらには、同時代に一般の世界史で何が起こっていたのかということも
参照したい。
こういう欲求がありましたが、絵画史、彫刻史、音楽史、写真史、一般史を
時系列で確認できる表というのは、なかなか存在しません。

では自分で作ってみようと思い、ある時期エクセルでコツコツと上記の目的の表を
作っていたことがありました。
表に登場する項目は、「年号」「作品」「生年」「没年」「一般史」の5つです。
これにより、西暦何年にどんな作品が制作され、誰が生まれ、誰が亡くなり、
同時に世界史で何が起こったのか、ということが把握できるようになります。


ということで、今回はその表の一部をアップしてみようと思います。
しかし、エクセルをアメブロにアップロードするいうやり方がよく分かりません
(そもそもできるのかな?)ので、表をキャプチャして画像で貼り付けるという、
原始的な方法をとりたいと思います。
この方法だと表が横に長くなりすぎて表示できなくなりますので、
上記の5項目のうち、「一般史」は省略したいと思います。

この表は2006年ごろにちょこちょこと更新ししつつ製作したものです。
確認してみると表の最終更新日は2007年の1月となっています。
なので、出来事の記載は2006年までです。
表のスタートは14世紀から、それ以前の古代史・中世史は記載なし。
また、20世紀以降になるにつれ、「作品」の記載数が少なくなっています。
このあたりは後々更新し、ゆくゆくは古代や中世や現代についても
充実させていきたいなと思っていましたが、
途中で自分の興味が薄れたのか(笑)、更新を諦めてしまっています。

なお、「作品」欄は完成した年を記載しています。
音楽作品の場合、初演前に改訂されているものは、
改訂された年に記載されているものもあります。
(頃)とあるのは、不明確なためおよその年代を記載しています。
登場するのは、画家、彫刻家、写真家、音楽家です。
作家・作品のチョイスは自分勝手なもので、非常に偏りがあります。
さらに、この表は2006年ごろに製作しましたので、
現在のトレンドとは少し異なる部分もあると思います。
写真家の記載がそれなりに充実しているのが、
この表の特徴と言えるかもしれません。
今、改めて見ると、あの作家がいない、この作品がない、
なんでこの作品はあるのにこっちはないのか、などと
我ながら不満に思う部分も多いです。
とくに写真家以外の現代美術家・現代音楽家の情報が
決定的に不足しているのが、非常に不満です(笑)。
20世紀後半だけでも何やら表を改訂したくなってきます。


以下がその表のキャプチャです。
文字が見にくいと思いますが、お暇な方はご覧になってみてください。
ブラウザの操作に詳しい方は「ソースの表示」から画像リンクを辿って
画像のみを表示させれば、綺麗に見れると思います。
スマホでは・・・綺麗に見れるかな・・・?
美術ファン・音楽ファンの方は、
「誰と誰が同じ年に生まれている、同じ年に亡くなっている」
なんて参照するだけで、結構面白いのではないかなと思います。


・14世紀,15世紀

年表_14,15c


・16世紀

年表_16c


・17世紀

年表_17c


・18世紀

年表_18c


・19世紀(前半)

年表_19c_1


・19世紀(後半)

年表_19c_2


・20世紀(前半)

年表_20c_1


・20世紀(後半)~21世紀

年表_20c_2


表は著作権フリーですので、ご自由に使って頂いて構いません。
ただし表には誤りを含む可能性も大いにあると思いますので、
試験やレポートなどに使用される方(いるのか?)については
正確な情報は必ず確認するようにしてください。
本当はエクセルで共有したいですが、ちょっと方法がなさそうですね・・・。