ただの音階 | れぽれろのブログ

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ドレミファソラシド♪
ドシラソファミレド♪

ただの音階は最もオーソドックスなメロディ。
上昇音階、もしくは下降音階が印象的な働きをする音楽のうち、
思い付くものをいくつか並べてみます。
お暇な方は聴いてみてください。

※以下の「ドレミファソラシド」「ドシラソファミレド」の表記は、
 すべて相対音階(移動ド)です。


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・Hello,Goodbye/The Beatles


ビートルズの有名曲。
21秒あたりからバックで鳴ってるギターが、
ドレミファソラシド♪と音階を歌い、これが何度か繰り返されます。
1分あたりからは音階に合わせて
「Hello,Goodbye,Hello,Goodbye♪」と歌われます。
気が付くと音階が耳についてくる曲ですね。


・弦楽セレナード/チャイコフスキー


続いてはクラシックから。
チャイコフスキーの有名な弦楽セレナードから、1楽章を抜粋。
19秒あたりからの低弦(Vc&Cb)がドレミファソラシド♪です。
この動画はスコア付ですので、音階を演奏していることがよく分かりますね。
40秒からは1stVnが音階を奏でます。
4分25秒あたりにも音階が登場します。
最後のドレミファソラシドは7分35秒あたりです。


・バレエ「くるみ割り人形」より/チャイコフスキー


続いてもチャイコフスキー。
バレエ音楽「くるみ割り人形」より、グラン・パ・ド・ドゥのイントラーダです。
今度は下降音階が使われています。
個人的に、「音階による世界で一番感動的な音楽」だと思っているのがこの曲。
13秒あたりからドシラソファミレドの下降音階。
この下降音階この音楽のメイン主題です。(ただの音階がメインの主題!)
これがときにラソファミレドシラなどと変形されて音楽が進んでいきます。
3分30秒あたりがクライマックス。
ただの音階なのに感動的ですね。


・迷路/THE ↑HIGH-LOWS↓


先日の記事にも登場したハイロウズから。
下降音でつくられたサビのメロディが印象的な曲です。
イントロの17秒あたりから、「レドシラソファミレド」です(1音多い)。
1分42秒あたりからが下降音によるサビのメロディ。
「曲がりくねった迷路♪」の部分がレドシラソファミレド。
雪が積もった白い朝。
ちょっとウキウキしながらカメラを持って外に出る。
楽しい気持ちが伝わってくる音楽ですね。


・風吹けば恋/チャットモンチー


女の子の3ピースバンド(今は2人になってしまったようですが)。
ボーカルの歌唱が特徴的なバンドです。
シニカルな人が突然、恋した瞬間に猛烈に走り出す様子を歌った歌。
3分18秒あたり、「私の両足♪」がドレミファソラシドです。
シンプルなナンバーですが、素敵な曲ですね。


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以上、思いつくままに5曲を挙げてみました。
他にも音階を使った曲はたくさんあったような気がしますが、
どんなのがあったかな・・・?